ハイライトソート[条件入力]

(ワード条件で特許ソート)

タイトル内の特許を、ワード検索のヒット数により算出する「深度率」でソートする機能です。これによりワード検索条件に合致する特許順に並び替え、効率よく閲覧することができます。
「ログイン」> 「MENU」>「ハイライトソート」をクリックします。

ハイライトソート[条件入力]の設定の中に、ハイライト表示の設定(検索ワードとハイライト色の設定)が含まれていますが、ハイライトソートとハイライト表示は完全にリンクするものではありません。 ハイライトソートは、用語として検索ワードとの「ヒット」(※1)、ハイライト表示は、単純に文字列として検索ワードとの「一致」(※2)の結果ですので、条件の設定によっては結果が矛盾しているように見えることがあります。
(「部分一致と完全一致について」をご参照ください。)
(※1)全角/半角、大文字/小文字、ひらがな/カタカナを区別しません。ただし、半濁音はすべて区別します。
(※2)全角/半角、大文字/小文字を区別しません。ひらがな/カタカナを区別します。ただし、半濁音はすべて区別します。

サーチワードとノイズワードの設定があり、深度率はサーチワードのプラスとノイズワードのマイナスの合計になります。
(操作手順)

  1. 検索ワード(※)を入力し、ハイライト色を12色から指定します。
    検索ワードは、スペース1文字(※)をセパレーターにして、1行に複数入力することができます。
    同じ行は「OR」条件(同義語や類似後)、行間は「AND」条件となります。
    ハイライト表示の対象項目は以下です。
    発明の名称、発明の名称(公開)、発明の名称(登録)、発明の名称(サブ1)、発明の名称(サブ2)、発明の名称(和訳)、 要約、要約(公開)、要約(登録)、要約(サブ1)、要約(サブ2)、要約(和訳)、50字要約、 請求の範囲、請求の範囲(公開)、請求の範囲(登録)、請求の範囲(サブ1)、請求の範囲(サブ2)、請求の範囲(和訳)、 明細書、明細書(サブ1)、明細書(サブ2)、明細書(和訳)、 要約課題、要約手段、分野、課題、効果、符号
    ※検索ワードは単語指定です。半角記号、検索式は使用できません。 また、サーチワードとノイズワードに同じ検索ワードを指定した場合、サーチワードが優先されます。
    ※セパレーターのスペースは全角でも半角でも大丈夫です。ただし、連続して2文字以上あると解析後の画面表示が崩れることがありますので、スペースは必ず1文字にしてください。
  2. 検索対象となる項目をドロップダウン(※)より選択します。
    検索対象項目は以下です。
    発明の名称+要約+請求の範囲、発明の名称、要約、請求の範囲、要約課題、要約手段、 分野、課題、効果、実施例、符号、明細書、IPC、筆頭IPC、FI、Fターム、 発明の名称(サブ1)、発明の名称(サブ2)、発明の名称(和訳)、 要約(サブ1)、要約(サブ2)、要約(和訳)、 請求の範囲(サブ1)、請求の範囲(サブ2)、請求の範囲(和訳)、 50字要約、社内要約(250字)、権利者・出願人名、Fターム(正規化)、CAS、筆頭出願人・権利者
    ※ドロップダウンには、上記項目のうち、実際にデータが保存されている項目のみが表示されます。
  3. 重み付けをする場合は、点数を選択します。
    例)サーチワードの設定で、部分一致、4色(4行)のハイライトにそれぞれ1点ずつ設定した場合の「深度率」
    4色のハイライトが含まれている特許は4色/4色=100%
    3色のハイライトが含まれている特許は3色/4色=75%
    2色のハイライトが含まれている特許は2色/4色=50%
    1色のハイライトが含まれている特許は1色/4色=25%
    ハイライトを含まない特許は、0%
    ノイズワードの設定では、上記%値にマイナスが付いた値となります。
    サーチワードで重み付けの点数を上げると、そのワードが含まれる特許が上位となる確率が高くなり、 ノイズワードで重み付けの点数を上げると、逆に下位となる確率が高くなります。
  4. 最高値設定を指定し、サーチとノイズに重み付けをすることができます。
  5. 処理実行ボタンで解析を実行します。
  6. 「実行履歴」タブには過去の解析履歴が表示されます。履歴には、最高値設定の情報は含みません。
    「再実行」にて再実行した場合は、再利用された履歴は削除され、最新の履歴として積み上がります。
    「展開」にて同設定を上部へ展開し、変更や再実行ができます。
    「登録」にて履歴に名前をつけることができます。
    履歴には最高値設定の情報は含まないため、履歴から再実行してもデフォルト100%で処理実行されます。必要に応じて変更してください。その場合、変更が分かるよう、登録名に含めるなどしていただきますようお願いいたします。
  7. 「抽出用語」のタブをクリックすると、特許に含まれる用語リストが表示されます。(※)
    このリストから用語を選択して検索ワードに設定することができます。
    ※あらかじめ「用語自動抽出保存」にて処理をしておく必要があります。

「抽出用語」について

あらかじめ「ログイン」>「MENU」の「用語自動抽出保存」にて、抽出処理をしておくと、抽出用語にリストが表示されます。また、「部分一致」か「完全一致」かが選択できるようになります。
(「部分一致と完全一致について」をご参照ください。)
※用語自動抽出は日本語のみ対応の機能です。
※用語自動抽出の対象項目にデータの変更(取込みや更新)があった場合は、都度、「用語自動抽出保存」の処理が必要です。

■「用語自動抽出保存」の方法

■抽出用語の表示

①リストの絞込み表示

対象の項目(発明の名称・要約・要約課題・要約手段・請求の範囲・分野・課題・効果・符号・明細書)、リストの順序、最低出現件数、ワードで絞込みなどで、リスト表示を切替えることができます。
表示されているリストは「出力」にてファイルをダウンロードすることができます。

②抽出用語の表示

抽出された用語、出現回数、出現件数が表示されます。
検索したい用語にチェックを入れ、「↑集合へ↑」ボタンをクリックすると、検索ワードに設定されます。

部分一致と完全一致について

「完全一致」は「用語自動抽出保存」の処理を行うと選択可能になります。「完全一致」を選択した場合、「用語自動抽出保存」で抽出された用語との完全一致で「深度率」を計算します。
ハイライト表示は、単純に、指定したワードと一致する部分を色付け表示する機能ですので、ハイライトソートの結果とハイライト表示がリンクしない場合があります。

(結果がリンクしない例)
・「完全一致」を選択し、検索ワードに「用語自動抽出保存」で抽出された用語の一部を指定 → 深度率は0%なのにハイライト表示されている。
・検索ワードにカタカナを指定 → 深度率は100%なのにハイライト表示がない。

ハイライト表示と深度率をリンクさせたい場合は、「部分一致」を選択する、または、「完全一致」で検索ワードに「用語自動抽出保存」にて抽出された用語そのままを指定するようにしてください。